6月7日(金)、8日(土)の2日間、名古屋の料亭「御懐石志ら玉」の主人柴山宗平氏を招いて、室礼講座「おもてなしの歳時記 水無月 文月 葉月の室礼とお料理」を開催しました。即今製の6月の和菓子「水無月」から始まり、竹花入が美しい小間で茶をいただき、広間で各月の掛物と花入の室礼を解説付きで見学しました。随所に飛び出す宗平さんの名解説に会場から笑いがこぼれ、和やかに会は進みました。各月の解説中は、参加者の皆さんが熱心にメモを取り、終了後にはご自身の携帯でしっかり写真を撮っている姿も印象的でした。
室礼の解説終了後には、柴山宗平氏プロデュースによるお料理が振舞われました。縁高に
は、この季節の旬のじゅんさいや小鮎の木の芽焼や真蛸旨煮、蓬麩赤味噌田楽や笹寿司など
見た目にもおいしい料理の数々が並びました。煮物椀には鱧葛打、飯椀には鰻蒲焼まぶしと
室礼に合わせた季節の料理を堪能いただきました。また、お料理中も各テーブルを回る宗平さんとの会話で参加者の皆様の笑い声が響き渡り、楽しい時間となりました。
次回、「おもてなしの歳時記 長月神無月 霜月の室礼」は、9月15日、16日に開催予定です。お申し込みはこちらから。